定年退職挨拶文

定年退職時には挨拶文を考える必要があります。
今までお世話になった方に対し、充分に感謝の気持ちが伝わるような退職の挨拶文の書き方をしましょう。
取引先に対しては退職の挨拶文を送るのは後任者への引継ぎの事もありますので当然のことですが
今のこのご時世に定年まで勤める事ができたことを喜び社内向けにも退職挨拶文を用意すべきです。
定年時の退職挨拶文についてはたくさんの例文集、テンプレート、サンプルなどが出回っていますが、参考にする程度にしましょう。
定年に際しての退職挨拶文ともなれば、あまりに稚拙な内容であったり、礼儀をわきまえないものであっても
困りますが、形式にとらわれすぎるのも考えものです。
むしろ、自分の言葉でしっかりと感謝の気持ちを退職挨拶文にしたためましょう。
定年は第二の人生の晴れのスタートであるという気持ちで読んだ人が清清しさを感じるような退職挨拶文に
仕上げたいものです。

退職挨拶文メール編

退職挨拶文をメールで送るという方が近年は多くなっているようです。
退職挨拶文の性質を考えるとメールで済ましていいものなのかという気もしますがお年賀の挨拶文をメールで送る
ご時世でもありますので無作法と言うことはないのでしょう。
ただし、先方の年代や価値観なども考えて退職挨拶文をメールで送るのはまずいと思われる相手に対しては
書面で退職挨拶文を送るようにしましょう。
メールで送る退職挨拶文の体裁についてですが特に書面で送る場合の退職挨拶文と比べて変える必要はありません。
メールでの日常のやりとりの癖から要件だけを伝えるような内容になっていないかは気にかけるようにしましょう。
メールで送るとしても退職挨拶文が手紙としての体裁を整えているかをチェックするようにしましょう。
メールで済ませるからこそ、退職挨拶文から感謝の気持ちが充分、伝わるような内容としたいものです。

退職挨拶文例文

退職挨拶文の例文を以下に一つ示します。
退職挨拶文は本来、例文やましてテンプレートなどに頼って書いたりするものではありませんが
例文を参照せず、体裁をなさない退職挨拶文のなってしまうのもかえって失礼ですので一応の参考としてください。
拝啓 時下、益々御清栄のこととお慶び申し上げます。
さて 私○○○○(名前)は
去る○月○日をもちまして、○○株式会社を一身上の都合
により退職いたしました。
実に○○年余りの永きにわたり、皆様方から多大なる
御指導、御鞭撻を賜りまして、大過なく過しえました事は 
生涯、忘れられない思い出であり、深く感謝致しております。
今後とも何卒、よろしくお願い申し上げます。
まずは、書状にてお礼方々ご挨拶を申し上げます。  
敬 具
退職挨拶文の例文はあくまで参考にして下さい。
退職挨拶文の例文の冒頭と結びはそのままでも構いませんが内容の関しては必ず、自分で考えるようにしましょう。

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